マイペース飽き性

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似非高専生だった

久しぶりにブログを更新します。

気づけば高専を卒業してました。最後は本当に卒業できるのか怪しい部分もありました。

同期の間で「つづかみ卒業できるか怪しいらしい」みたいな話が流れてたような、流れてなかったような。

卒研の締め切り落とすから

ともあれ、教員方や先輩、同期、後輩、そして両親の支えがあって卒業できました。お世話になり、ありがとうございました。

そして今、私は大学生になりました。編入学できました。

改めて、いろいろ思ってたことをまとめようかと思います。

 

私には工学は向いてなかった!

って、3年生のころに気づきました。

そしてこんなブログ記事を読んで納得した気がします。

■3年生以上で理系科目においつけない、文系の君へ


勉強が分からないつらさがあると思うが、もうどうしようもない。君は高専生なのだから。
君は何をするべきか、ひとつの答えとしては、上にも書いてあるように
いろんな経験をすることに加えて、超優秀な人と仲良くなることだ。
文系である君は恐らくコミュニケーション能力が高専の中で高いはず。

その特徴を活かし、彼らと仲良くなり、理系の人の考え方、特徴などを
しっかりと身につけることは、将来彼ら(エンジニア)と一緒に仕事をする時に
とても役に立つはずだ。正直な話、社会に出ると、理系の人は文系の人に
指示されることが多いのである。今はできる友人に負い目を感じることもあるが
そこまで気にする必要はない。君はもうエンジニアになりたいわけではないだろう?

ある程度の専門知識があり、エンジニアの思考もわかる。クライアントとエンジニアの
中間に入って、取り仕切る能力は実はとても社会では評価される。

世の為人の為、正しく生きたい社長のブログ:21歳で熊本から起業 » Blog Archive » 元高専生による高専生のためのまとめ(一部引用)

 

これを見たときに、自分ってもしかしてそこまで文系なのかも? と思うように。

そこからどうしようかと考え、大学入試に挑戦しようと思ってセンター試験を受けました。あの国語、スピンスピンスピンの年でした。

国立の得点率5割でした。

私立には金銭面的に行けないので、大学入学を断念。

そして高専をなんとか卒業しようと考えるようになりました。

 

大阪府立大学高専は、4年から(現在のカリキュラムは3年から)コース配属です。4年から専門科目が一気に増えます。

私にとってはつらいものでした。

数学があまりできない私にとって、電気分野は苦痛でした。

電子はギリギリなんとか…なったかなあと。

情報はごまかしごまかし、できる同期に聞きつつやっていきました。

あと、応用数学と応用物理。どちらの担当教員も好きなんですが努力不足が目立ちました。やる気を出さなかった自分が悪い。

ただ、同期の支えもあってなんとかやり過ごしました。

フル単で卒業したかったんですが、5年に2単位落としたまま卒業しました。担当教員が苦手で、かつフーリエ変換もろもろ…。前期は39点で、あと1点あれば再試験できたという点数。それからやる気が無くなって後期は19点でした。

フル単皆勤だったらよかったのにね。5年間皆勤はできました。通学にそれなりに時間かかる人間だったし、定期だけで何十万したんやろ…

 

こんな人間だったので、3年のときぐらいから自分は「似非高専生」だなーと思ってました。

周りの同期はものづくりの技術があるけど、私にはあまりない。

ものづくりというよりも、人と関わることの能力がどちらかというとあった気がする。

適正職業テストみたいなのも、ものに対する意欲がなくて、情報や対人に長けてる結果も出てた。心理テストみたいなものなのかもしれんが、あながち間違ってないよなって自分でも納得してた。

そんなことを考えるうちに、人と接する仕事に就きたいと思うようになりました。

そこから、子どもが好きだし子どもたちを守っていく仕事がしたいな
スクールカウンセラーになろうかな

そう思うようになったのが3年の受験シーズンのころ。

ただ、大学入試も失敗したし、いろいろ調べるとスクールカウンセラーになるのも大変、なってからも大変ということを知る。

では、他の仕事はないだろうか。

そう考えたとき、直接子どもたちを指導する教員になろうと考えるようになりました。

そしてそこから、高専から編入できる大学の教育学部を探し、現在は香川大学教育学部に在籍することになりました。

広島大学教育学部も受験しましたが、準備不足がたたって落ちました。

あの頃は舐めてた。非常に舐めてた。

ただ、あれがなかったら今の頭冷やした自分はいなかったし、ずっと調子に乗り続けてたんだろうなと思います。

まあウジウジしやすいタイプなのでそうでも言ってないとまたウジウジするわ。

 

私からも、高専入ったけど合わんなーって感じる現役生がいたら、どう声をかけるだろうか考える。

私としては5年間やり切るだけのポテンシャルがある人なら、ぜひともやり切って卒業してほしい。

やっぱり5年間を通してのカリキュラムだし、高学年になって新たな発見をすることもある。それに見合った行動は必要だけど。

私はこのパターンでした。めちゃくちゃ行動したと思う。いろんな高専生と出会い、その人がもつ技術を知り、自分の見聞を広めた。それがいつ役立つのか、と問われたら私は「いつでも役に立つ瞬間は訪れるから、今かもしれない。もしくは死ぬ間際かもしれない。いつかはわからないにせよ、その瞬間に備えてアンテナを張り続けるだけ」って言うかなあ。なんかクサイけど。

しかし、3年修了して大学入学や専門学校入学するのもいいと思う。

高学年に進んだけど留年してしまっては更にやる気がなくなる気がするの。居場所もなくなってくるからどんどんなくなる。

となると、3年になるまでにあらかた方向を決めておくのがよいと思う。

いろいろ考えて、いろいろ調べて、自分のなかでまず方針を決める。特に3年で大学や専門学校に入学するならはっきりさせておけばおくほどいい。

そしてそれを、友だち、担任や信頼する先生、そして保護者に相談する。これは欠かしてはいけない。

一人で考えて勝手に行動したところで、本当に望む結果が出てくることはあまりないと思う。

高専に通えてるのは保護者のおかげだし、今まで進級できたのは友だちや先生のおかげも多少なりあるはず。

そうしてるうちに、自分の考えが強まることもあるし気づいて変わることもあると思う。

そういう行動を大切にして。その時間は人生のうえで大切な時間だと思う。

 

あと、ろくでもないこと。

私が高専に入った理由。

綺麗に聞こえることを言えば「手に職つけとけば職に就けないことはないだろうし、更に学びたいときは編入学もあるから」「数学はあまり得意ではないが理科が得意だからどうにでもなるだろう」だった。

素直に言えば、「大学入試受けなくていい」「地元から離れてて、通学で都市部通るから帰り買い物行ける」「高専生の雰囲気が自分に合ってる」「パソコン好きだったからパソコン使う授業多そう」みたいな。

そんなことを思ってた中学生のころ。

高専を選んだ理由がこんなんだったから、あとあと合わないって思ったんだろうか。

そうじゃなくて、数学でつまづいてなかったらこうはなってなかった気がする。

数学が嫌になって現実逃避で人の方向を見るようになったのかなとも思う。

って言えばそれっぽく聞こえるけど、昔から人が好きだったと思う。人とお話するのが大好きで、人のお世話するのが大好きで。

そういうことがわかったのも、ここ1年ぐらい最近の話。

正直、中学生でここまで分かる気はしない。中学生のころはまだここまで気づけなかった。

中学生の時点でそこまで考えられないし、あのとき高専に行く選択は全く間違ったと思ってない。

周りに迷惑をかけつつも、私らしさを出せた場所だった。

小中は抑えこんでたことばかりだったから、なおはっちゃけたんだろうなと思う。

5年間終えて、高専に来てよかった。

そうとしか思ってない、思えない。

高専を知って、来れて、卒業出来てよかった。

 

まずは、これまで。

まだまだぼんやり長々と綴れたらいいなと思う次第。

死んだ魚の目してる

Twitterしてたらブログ更新しないよね。

毎日なんかしらしてたらブログの存在すら忘れる。

最近死んだ魚の目してるっていわれてます。

精神面が相変わらず弱いなーと実感する日々。

まだ処理してない会計資料。

うーん。

一昨年ぐらいの勢いを今復活させたいところだなあ……

終演

自分のブログ書くのがご無沙汰でした。

まだカンファin岐阜3?(テクニカーニバル)を書いてませんが、もう記憶がほとんどないので書けないんだろうなと思います。

ということで、

高専カンファレンスin近畿終わりました。

1年以上のお付き合いでした。

2013年始まって早々、委員長氏にJR京都駅のビル内にあるラーメン屋でスカウトされたのを覚えてます。

あれが私の始まりでした。

そこから長い道のりでした。

準備期間中はとても長い道のりだと感じてましたが、振り返るとあっという間です。

このカンファ以外にも全国規模のお仕事(前の記事を参照、といっても内容がほとんどない記事ですけど)してたので時間の感覚がおかしくなってるんでしょうけど。

 

そんなこんなで終わりました。

私は会場外の受付でずっと待機してましたので発表を見てません。

休憩時間中もいろいろ打ち合わせしてたので交流は乏しいものです。

集合写真の撮影時も、お金をほっぽり出して写ることを嫌いましたので写ってません。

それでいいかなって思います。

会場の中できっと素敵なカンファが出来上がってたことでしょう。

受付でまごついてたのはごめんなさい。

ただ、会計は全て誤差なく終えることが出来ました。

みなさまのご協力のおかげです。ありがとうございます。

 

これから会計報告をすれば、本当に終わりです。

ありがとうございました。

 

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